甲状腺疾患

甲状腺腫瘍

甲状腺腫瘍とは

くびの前の、喉ぼとけの下にある甲状腺が、様々な原因で大きくなったものを甲状腺腫といいます。甲状腺腫瘍の多くは「腺腫様甲状腺腫」という良性のものです。大部分は心配いりませんが、悪性の腫瘍が生じることもあります。

症状

首の腫れだけで、特に痛みを伴わない場合がほとんどです。また声の神経に影響した場合は声がれが症状として出ることもあります。
良性でも大きくなり、首を圧迫することもあるので、定期的に医療機関を受診し、診察を受けて下さい。きわめて稀ですが、急速に大きくなる甲状腺腫もあります。

主な検査はエコー(超音波検査)です。

超音波を使って観察しますので、放射線被曝の心配はありません。エコーの結果、腫瘍がある場合は手術のできる病院に紹介します。腫瘍があっても定期的に大きくならないかをチェックするだけの場合もあります。

治療法

良性の「嚢胞(ふくろ)」の場合、針を刺して、内容を吸引して小さくすることができます。ただし、吸引して一旦小さくしても、また液体が貯留して元の大きさに戻ってしまうこともありますので、治療法については良く検討する必要があります。
悪性の場合やその可能性がある場合、あるいは良性でも腫瘍が非常に大きかったりすると判断される場合には、手術をお勧めすることになります。